波多野工務店は「SE構法」を採用!SE構法とはどのような建築方法なのか、メリットも併せてご説明します。

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2022/03/11

波多野工務店は「SE構法」を採用!SE構法とはどのような建築方法なのか、メリットも併せてご説明します。

波多野工務店は「SE構法」を採用!SE構法とはどのような建築方法なのか、メリットも併せてご説明します。

波多野工務店では、家づくりの新たな取り組みとして、「SE構法(エスイーこうほう)」を採用いたします。SE構法とはどのような建築方法なのか、どのようなメリットがあるのか、を今日はご説明します。少し難しい専門的な用語が出てきますので、ひとつひとつ解説していきます!

SE構法とは?

SEとは、Safety Engineeringの頭文字をとった略語で「工学的に安全な」という意味です。
「構法」は、建物がどのような構造でつくられているのか、ということを指しています。つまり、SE構法とは「確かな裏付けのある安全な構法」という意味になります。
ちなみに漢字違いの「工法」は、建物全体の組み立て方のことを指しています。

◆SE構法をひとことで表すと

「【1】信頼性の高い構造材」+「【2】SE金物」=木造ラーメン構法「SE構法」


ラーメン構造とは、(食べ物のラーメンとは関係なく)ドイツ語の「Rahmen(額縁・枠の意味)」から来ています。柱と梁からできた構造体の接合部を一体化するように溶接して接合(剛接合、ごうせつごう)することで、強い「フレーム枠」を形成しています。地震の際の衝撃やねじれを、壁に頼ることなく、この堅い「フレーム枠=骨組み」ががっちりと受け止める仕組みです。

SE構法のイメージ
SE構法は、フレーム枠(骨組み)がしっかりしています。

なお、日本の伝統的な工法のひとつ「在来工法(木造軸組工法とも言います)」の木造住宅は、剛接合されていません。筋交い(すじかい)などの斜め材が入っており、ピンなどで接合されているためです。

【1】信頼性の高い構造材とは


含水率が15%以下で製造された堅い集成材(しゅうせいざい)を用いています。集成材というのは、複数の板を結合させた人工の木材のことです。建造用の集成材は厳格な規格と検査基準をもとに管理されるので、品質が均一で強度が安定しています。

SE構法のイメージ
集成材の梁と柱の接合部にSE金物を用います。

【2】独自に開発されたSE金物とは


この特別な金物に対する負荷実験では、日本の標準地域で168年、塩害地域で100.8年分をかけても、品質を維持し強度を持続する結果が得られました。また表面に凸凹のあるSボルトも採用しています。表面の凸凹がねじ込まれると、通常のボルトよりも引張耐力(ひっぱりたいりょく、破壊しにくさのこと)が約2倍になり、柱と梁の接合部にしっかり食い込み定着します。

上記【1】【2】に加えて、専用のCAD/CAM、構造計算プログラム、指定のプレカット工場などの連携により、建築生産が安全に管理されて、SE構法は成り立っています。

SE構法には、強度のある構造材と金物が用いられていること、さらに壁だけで建物を支えるのではなく、骨組み全体で建物を支えているため、高い耐震性能があることが分かっていただけたでしょうか。
以上のことから、SE構法は、骨組みで建物を支える構造のため、在来工法と比べて、必要な耐力壁を減らすことができるのです。SE構法を採用すると、柱や間仕切り壁の少ない、開放的な大空間を実現することができます。
次は、SE構法のメリットを4つに分けて、詳しくご説明していきます。

SE構法のメリット

◆メリット1◆ 木造住宅で大開口・大空間を実現できる

SE構法のイメージ

日本に広く普及している木造軸組工法は、柱や壁が多く必要となります。コストを抑えることができますが、大開口を設けようとすると、最大でも4m程度が限界なのです。
一方、SE構法は丈夫な骨組みを持つ構造のため、壁や柱を最小限に抑えることができます。コンクリート造や鉄骨造の家と比べ、コストを抑えられるほか、天井の高いリビングや大きな窓、大開口を必要とするビルトインガレージなどが実現できます。

◆メリット2◆ 自由度の高いデザイン・可変性

SE構法のイメージ

壁や柱の影響が少ないため、部屋の大きさや壁の位置なども自由に設定することができます。さらに、躯体のみを残したスケルトンの状態(骨組みだけ)にすることができますので、生活スタイルの変化に合わせた間取り変更やリノベーションにも対応しやすくなります。

◆メリット3◆ 高い耐震性・耐久性

SE構法のイメージ

丈夫な構造材に加え、独自に開発されたSE金物を使うことで、高い耐震性・耐久性を実現しています。SE専用金物は、一般的に使用される金物に比べ約2倍の厚みがあります。これにより地震の際に発生する引抜力(ひきぬきりょく、水平荷重がかかると壁が壊れる前に柱が抜けてしまうのです)に対し非常に強く、耐震性の高い家になります。
さらに、SE構法ではすべての建物・基礎の構造計算も実施します。建物自体の耐久性に加え、家を支える地盤から最適な家づくりをしています。

◆メリット4◆ 安心の認定工務店

波多野工務店のイメージ

SE構法はすべての会社で施工ができるわけではありません。認定を受けた信頼できる会社のみ施工することが可能です。
SE構法の認定を受けた波多野工務店は100年以上家づくりを続けています。新たな構法だけでなく、今まで培った技術と知識で安心の家づくりをお届けいたします。

 

SE構法について、お分かりいただけましたか?
波多野工務店ではお客様の理想の住まいを実現するため、日々新たな取り組みをしております。ずっと健やかな住まいを提供するため、性能についてもしっかりと取り組んでいます。
▶詳しくはこちら(ブログ「波多野工務店の「住宅性能」について、分かりやすくご説明します!」へ)

波多野工務店の住宅性能のイメージ

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