上下階の移動がなく暮らしやすいイメージがあり、
スタイリッシュでデザイン性の高いものも増えている、
「平屋住宅」。

今回は、その人気の「平屋住宅」の中でも
落ち着きのある日本の伝統的な
意匠の「和モダン」の雰囲気がおしゃれな
平屋の建築事例をご紹介します。

（このお家を設計した「設計士の想い」も
前回のブログでご紹介しています。
ぜひ合わせてご覧くださいね。）

外観のポイント

外壁の色は、クールなイメージのグレー。
吹き付けの独特の質感と調和して、
シンプルながら洗練された印象ですね。
周囲の景観ともマッチしてすてきです。

内装のポイント

こちらは、18.5畳あるリビングダイニングです。

リビングダイニングの広い天井は、
中央部分を周囲より一段高くとった
「折り上げ天井」にしています。
単調となりがちな広い天井に変化が出て、
開放感が生まれ、空間を広く見せています。

リビングの壁には、エコカラットを貼りました。​
エコカラットとは、粘土や鉱物といった原料から
作られたタイル状の内装用壁材です。
高温多湿な日本の気候の中で、住宅内の湿度を調節し、
カビやダニの発生を抑える効果があります。
デザイン性が高いのも見逃せないですね。

家の中で特に目にする時間が長いテレビ。
テレビの背面の壁は、日常に華やかさ、豊かさを
感じていただけるよう、機能的にもコスト的にも
優れたエコカラットを採用しています。

ダイニングの一角には、ピクチャーレールを取り付けました。

ピクチャーレールとは、天井や壁にレールを
取り付けて、写真や絵画などををワイヤーで
吊り下げて飾るものです。

絵画を鑑賞するのが好きなお施主様の要望を叶えるべく、
好きなものを身近に感じていただけるよう、
毎食ごとに食事をしながら鑑賞できる場所を設けています。
風景画や抽象画、静物画、油彩、水彩など、
ダイニングを彩るどのような絵が飾られるのか楽しみです！

季節や気分によって、飾るものを簡単に
入れ替えることができるのが良いですね。

リビングダイニングには、
カーテンボックスを設けてあります。

部屋の壁と一体となったカーテンボックスは、
外光の漏れを防ぐ役目のほか、
カーテンレールを隠し、すっきりとして
モダンなインテリアとするのに一役買っています。

リビングダイニングに隣接しているのは、和室です。

和室はハレの日だけではなく日常的にも
利用できるように、リビング横に設置しています。
襖を開け放てばリビングと一体として、
広々と利用できるようになっています。

引き戸は両面襖となっているので、
戸を開放しなくてもリビングに居ながら
和の雰囲気を感じていただけます。
 

こちらは、主寝室に併設する書斎です。

明るく、ちょうど良いコンパクトなスペースで、
日常の喧騒から離れひとり落ち着ける空間に
なっています。

間取りのポイント

玄関を入ってすぐに、シューズクローゼットや
パントリーへ直行でき、無駄のない動線と
家事のしやすい間取りになっています。

それぞれの動線ごとに、ご紹介します！

①奥様がストレスなくラクに家事を行えるように
食料品の買い物帰りの動線
この移動がとってもラクになります！
シューズクローゼット　←→　パントリー　←→　キッチン

②食事の準備や配膳、後片付けを
行う合間に洗濯を行う動線
この移動がとってもラクになります！
パントリー　←→　キッチン　←→　洗面所・洗濯室

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③家事動線と、その他の生活動線が
なるべく重ならないように
洗面、トイレにはリビングダイニングからも
進入可能となっています。

使いやすさ、機能性はお客様の最大の
ご要望だったので、最も念入りに検討したところです。
毎日のことなので、少しでも負担が減ると
うれしいですね。

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以上、すてきな和モダンな平屋の家をご紹介しました。
こちらのお家は、ただいま見学会を開催しています。
なお、期間中の9月23日(金祝)24日(土)25日(日)では
外構も整った状態でご見学いただけます。
実際に見て触れて、
空間を体感してみてください。
スタッフ一同、皆様のお越しを
心よりお待ちしております。